キャブレターのセッティングはプラグのチェックから
キャブレターは、エンジンの燃料調節を行う為のパーツです。 昔は自動車のエンジンでも使われていましたが、今はバイクのエンジンに使われているのみです。 バイクでも、インジェクターと呼ばれる電子制御されたパーツに変わってきています。
キャブレターのセッティングは、コツを掴まないと難しいものです。 基本を押さえてないと、経験則が通用する期間が短く、頻繁にセッティングを変える必要が出てきたりします。 キャブレターのセッティングには、いろんな要素が関わってくるからです。 キャブレター自体のセッティングだけでなく、エンジン自体の調子や、スロットル、気温なども影響してきます。
キャブレターのセッティングの複雑さは、関係してくる要素をひとつづつ潰していく事で多少減らす事が出来ます。 そして、やらなければいけない事を最初にやっておくというものコツになります。 キャブレターのセッティングでこれに相当するのが、プラグ交換や掃除です。 プラグはガソリンに着火するパーツです。 プラグの先端が煤けていると燃焼しない工程がうまれてノッキングや排気ガスなどの原因になります。 これをキレイにしておく事は、どの道必要な事なので予め掃除しておきます。
キャブレターのセッティング要素は、キャブレター自体などだけになります。 その次は、スロットルの開度がちゃんと伝達されるかなどをチェックします。
とにかく、キャブレターのセッティングのコツは、不確定要素を1つでも減らす事です。 ガソリン噴出を濃い目にしておくのもコツです。